杵築市の中心部。まだ新しいマンションの一室に、「中国医学推拿整体 小倉養生所」
はある。
日当たりのよいお部屋は一日中明るくて、流れてくる中国音楽にふと、現実を忘れてしまいそう。
ここでは、大分ではまだまだ珍しい 推拿(すいな)を体験できる。
推拿(すいな)とは、中国医学の3大治療法の一つ。
ツボ、経絡を刺激することによって気の流れを活性化。血行がよくなり、自然治癒力が高まるらしい!!!
今回、この推拿を体験したのは、杵築市在住、今村佐和さん(31)。
現在10ヶ月になる男の子・尊(たける)君のママだ。
(佐和さんは杵築の老舗お茶屋さんの長女。そのお茶屋さんのHPも最近自分で制作し、立ち上げた。「杵築市を本気でなんとかしたい!」と、熱く語る姿がとても素敵☆)
さて推拿を受ける前に軽くカウンセリング。
初診の人は20分くらいかけて丁寧に。
2回目からは、最近の状況を聞きながら、そのときの 体調に合わせて、施療してくれるのだとか。
そして、推拿の施療がスタート!
一緒に連れてきた息子の尊くんは、ベッドの傍でおとなしくしていた。
院長の小倉先生自身も2歳の男の子と5ヶ月の双子の女の子のパパ。
子どもの扱いも手馴れている。その姿に思わず感心!
「子連れで来てもらって、全く構いません。でも、やはり、お子さんがいると、なかなかママのほうが気がそぞろになってしまうので、せっかくのリラックス効果が半減することに。」
友達とペアで来て、自分が施療している間は、もう一人がお互いの子どもの面倒を見る。
などの工夫をして、施療してもらう子育てママも多く来るのだとか。
推拿の特徴として、独自の手の動きがある、握り拳のような形にしてツボを刺激している。そして、神経を圧迫していた筋肉の緊張を緩和していく。
佐和さん曰く、「即効性、というよりも、施療後は体中がぽかぽかしてすごく暖かく、気持ちがいい。リラックスできた~~~!って感じです。」
腰、肩や背中はもちろん、最後にはなんと、目の周りや、普段自分では絶対にやらない(出来ない)頭まで施療してくれる。
そして、推拿にはもう一つの子育てママに嬉しいことが。
子ども向けの推拿「小児推拿」は、家庭で簡単に子どもの体調のケアが出来る。
まさに、東洋版ベビーマッサージ!!
鼻水が出たときには鼻の横のツボをとか、眠りを深くするためにはおでこを横に触るように。など、 そんなツボがあるのにまず、驚いた。
「小児推拿も、どんどん広めていきたい。お母さんが、我が子にしてあげるのが最大の効果を引き出す。だから、わたしがお子さんに施療というよりも、たくさんのお母さん達に指導していきたいですし、そういう機会も今後増やしていこうと思ってます。」と、小倉先生。
お声がかかれば、どこへでも!?出張講習してくれるに違いない!
実際に「小児推拿」をママから受けた尊くんは、始終にっこにこしっぱなし♪
よほど、気持ちいいのだろうなぁ・・・。
そして、現在、「推拿塾」なるものも開催されているのだとか。
「推拿を大分の人にもっと知ってもらいたい。そして、それを仕事として活かしてもらえたら。」小倉先生は語る。
子どもが小さいうちに、やれることって、割とたくさんあると思う。
時間は自分で作るもの。
こういった資格を取ることも、子育て中のキャリアアップとして「ちょるまま」でも、是非とも応援していきたいと思う。
話題の推拿は、リラックス効果も、病気の予防にもなる。
なにより、小倉先生の優しい人柄が、さらにリラックス効果をあげたことは間違いありません♪
皆さんも是非、推拿を実際に体験して、この心地よさを味わってみてくださいね!
※予約制になってます。
お問い合わせは電話やメールでお気軽に♪
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「明るくて日当たり抜群!
中国の雰囲気が広がる小倉養生所。」
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「ちょるまま探検隊第一号!
佐和さんと、尊くん。」
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「小児推拿、実践中。。。
尊くん、リラックスしてます!!」
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